新刊情報:根津由喜夫『聖デメトリオスは我らとともにあり 中世バルカンにおける「聖性」をめぐる戦い』(2020/04/09予定)

ビザンツ界隈ではおなじみの根津由喜夫・金沢大学教授の新刊が出ます。
実は今年の正月に井上浩一先生から「4月には根津さんの本も刊行予定だそうです」とお聞きしていたのですが、ようやくご紹介できる次第。

『聖デメトリオスは我らとともにあり 中世バルカンにおける「聖性」をめぐる戦い』
https://www.yamakawa.co.jp/product/67248

純然たるビザンツ本ではありませんが、聖デメトリオスをキーに中世バルカン半島の諸勢力の興亡を描くという、意欲的な書籍です。これは楽しみですね。

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